【流産後の仕事について】初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録。
--------------------------------------------------
〜初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録〜
--------------------------------------------------
正直、仕事をする気力はありませんでした。
色々な方のブログを読むと、皆さん辛いながらも仕事をされていて…すごいなぁと思いました。
「仕事をしていないと考えてしまう」という方も多かったですが、私はどうしても気力がありませんでした。
私は月刊の編集関係の仕事をしており、
締め切りに追われて忙しい毎日を過ごしていました。
忙しいながらも楽しかったのですが、
母はその忙しさをあまりよく思っていませんでした。
「1ヶ月くらい仕事休んだら?こんな時しか休めないでしょう。」
母は、そう言いました。
随分と気軽に言うよなぁ…と思いながらも
それもそうだなぁと思い、
会社に相談してみることにしました。
7月6日(月)、出勤してすぐ部長と社長と別室で話しました。
手術を受けようと思っていること、仕事をする気力がなく、しばらくお休みをいただきたいこと…泣きながら話しました。
社長(女性です)は、「家にいたら考え込まない?大丈夫?」と心配してくださいました。
部長は、
「体ももちろんだけど、精神面をゆっくり休めて…いつまでって線引きしなくていいから…」そう言ってくださいましたが、無期限で休むのは会社に迷惑をかけてしまうので、今動いている来月号の入稿が終わるまでの3週間お休みをいただくことになりました。
(私はほどんど有給を使っていなかったのでまずはそれを消化、足りない分は傷病手当を申請する予定です。)
社長が退席し、私の仕事の引き継ぎの話をしました。部署全体で話さないと、仕事の引き継ぎは難しかった。
「皆には、体調不良でしばらく入院…とでも言っておこうか」
部長にそう言われましたが、7人しかいない部署で皆との距離感も近く、その中で理由を伏せるのも気持ち悪かったし、妊娠していたことを気付いている人もいるだろうと思うと、尚更正直に話そうと思いました。
涙を拭き、気持ちを落ち着かせて事務所に戻り、
部長が全体会議を始めました。
段々涙が溢れてきて、堪え切れず泣いてしまった。
あまりに突然のことに、皆びっくりしていた。
部長がゆっくりと、状況を説明しました。
泣いている私の背中を、事務の子(唯一の女性社員、私より7歳上)が「大変だったね…」とさすってくれました。
皆優しくて、「ゆっくり休んで」と言ってくれました。
理解ある職場に感謝です。
その後引き継ぎ作業をしましたが、
これが意外にも大変で…
12時になると社内に漂うお弁当の匂い。
具合が悪くなりながらも早く帰りたい一心で作業していたら社長が来て、「まだ帰ってなかったの!?」と(^_^;)
具合が悪そうな私を見て、廊下の窓を開けてくださいました(笑)
午後には早退予定が、
結局15時くらいになってしまいました。
外回りで皆いなかったので、
部長に個人LINEと、
部署のグループLINEにメッセージを送りました。
グループLINE、
まだ全員から返ってきてないのに大した急ぎでもない業務連絡送られてきて後味悪かった。笑
この日はすごく天気が良くて、
締め切りから解放され肩の荷が降りたこともあって
清々しい気持ちでした。
その後2日間はアポイントが入っていたので
出勤はしませんでしたがその時間だけ仕事をして
部長にLINEで報告しました。
これでようやく短い専業主婦生活の始まりです。
夜ご飯の準備をしながら旦那の帰りを待つという憧れがようやく叶うー♪なんて思っていましたが、ほとんど具合が悪くて寝たきり…
ご飯を作って待っていられたのは3週間のうち4回だけでした。w
ごめんよ旦那…そしてありがとう…