すすゆりブログ

北海道在住。アラサー主婦の、何気ない日々の記録。

【最後に】初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録。

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〜初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録〜

 
【陽性反応】

【8w2d つわりと初診】

【9w2d 胎芽確認・心拍未確認】

【10w2d 稽留流産】

【流産後の仕事について】

【手術と自然排出、どっちがいい?】

【吸引手術①】

【吸引手術②】

【吸引手術③】

【手術後について①】

【手術後について②】

【仕事の復帰①】

【仕事の復帰②】

【最後に】

 

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最後まで読んでくださりありがとうございます。

このブログを読んでくださった方は、きっと私のように流産と診断され、悲しみの中で色々と検索してたどり着いた方が多いかと思います。

 

そんな方の気持ちが少しでも楽になれば嬉しいです。

 

このブログを書き始めたのは、手術の翌日。

悲しかったけど、鮮明に覚えているうちに書き留めておきたかったということ、それと、文字に起こすことで自分の気持ちも整理できるような気がして。

 

 

「せっかく授かった命、大切に育てていこう。」と、ママになる心の準備が少しずつ整ってきた矢先の流産。

流産は珍しくないこととわかっていつつも、周りでそんな話を聞いたことがなくて、どこか他人事でした。

まさか自分がこんなことになるとは思っていなかったし、想像よりも本当にショックでした。

 

 

初期流産の原因は染色体異常がほとんどだとわかっていても、

冷え性だから?とか、血流が悪いから?とか、

葉酸が足りていなかった?とか

やっぱり考えてしまいました。

 

 

 

 

 

昔、母が言っていました。

「女は子供ができたら産みたくなるの。」

 

その言葉を実感しました。

 

私は子供が好きではなかったけど、

そんな私がこんな気持ちになれるって

女はすごいなぁと思いました。

 

 

新しい命が生まれるということは、本当に奇跡なのだと知ることができました。

10月10日、お腹の中で健康に育つことも、決して当たり前ではない。無事に出産できることって本当にすごいですね。

 

こういう気持ちを心から感じることができたのも、この経験のおかげです。

変な言い方に聞こえるかもしれませんが、いい経験になりました。貴重な体験です。

そう思って、前に進もうと思います。

 

 

 

 

話は変わりますが、実は、仕事でもプライベートでもお世話になっている美容室があるのですが…スタイリストさんと年齢も近く、結婚と妊娠が同時期でした。

最後に行ったのが2回目の病院の前日で、その時に妊娠の報告を受けました。

 

「今8週で、次の病院で心拍確認できるんです〜」と。

 

私が妊娠していること、流産しているかもしれないこと、もちろん言えません。

その時は「体、大事にしてくださいね」とだけ言って帰りましたが、何とも複雑な気持ちでした…

 

(8週で心拍確認なら…ちょっと遅めなのでしょうか。仕事でもお付き合いがありますし、お店の営業の面でも迷惑がかかるかもしれないということを考慮して報告してくださったとは思うのですが、今思えば次の予約の時でも良かったのでは…?と、この記事を書きながら思ってしまいました。)

 

 

その後どうなったかはわかりませんが、この美容室に行くのは難しいと思います。

仕事でのお付き合いがあるので心苦しいですが、会社に言って営業担当を外れさせてもらう予定です。

腕も良く人柄も好きだったので残念ですが、こればっかりは…

 

最後に行った時にストックのヘッドスパを購入し、最初に商品代+施術代、次回から施術代のみという内容なのですが、翌日に連絡が来て「すみません!先日お会計の際に商品代を入れるのを忘れてしまいました…次回来店された際にお支払いお願いします(>_<)」という内容でした。

何というバッドタイミング…(笑)

 

次の営業担当に頼んでお金を届けてもらう?とかも考えましたが、怪しいですよね(笑)

 

その美容室は面貸しサロンの中にあるのですが、別の取引先から紹介していただいたエステサロンもその中にあって…

今回仕事を休むにあたって打ち合わせを翌月にお願いしていましたが、こちらも営業担当から外れるべきかなと思っています。

美容室の方から担当外れているのに、エステサロンの方に行っていたらおかしいですもんね。

紹介案件なので、私を信用してくれて紹介に至ったと思うと本当に心苦しい( ;  ; )

紹介してくれた取引先に事情を説明できればいいのですが、そんなわけにもいかず…難しいですね。

 

体調面で…など、上手く説明しようと思います。

 

 

 

 


今回は結婚してすぐの妊娠だったので、赤ちゃんはきっと「もう少し2人の時間を楽しんで」と言ってくれているのだと思います。

またいつか、私たちのところに来てくれると信じています。

 

それまでに痩せなきゃ…!

今のままだと、元々の素材で初期のお腹の膨らみがわからない(笑)

 


短い妊娠生活でしたが、つわりがどういうものなのか知ることができたし、また少し大人になれた気がします。

今はどうしても喪失感が大きいですが…次はもう少し心のゆとりを持って迎えられると思います。

 


子供が欲しくてたまらなかったわけではないけど、今は子供が欲しいという気持ちが大きくなった気がします。

「私、子供欲しかったんだ」と気付けました。そこも含めて、大人になれた気がするのです。

 

 

いつかまた、私たちのところに来てくれたら

とっても嬉しいんだろうなぁ。

 

今からとても楽しみです(^◇^)

 

 

 

【仕事の復帰②】初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録。

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〜初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録〜

 
【陽性反応】

【8w2d つわりと初診】

【9w2d 胎芽確認・心拍未確認】

【10w2d 稽留流産】

【流産後の仕事について】

【手術と自然排出、どっちがいい?】

【吸引手術①】

【吸引手術②】

【吸引手術③】

【手術後について①】

【手術後について②】

【仕事の復帰①】

【仕事の復帰②】

【最後に】

 

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7月29日(水)、病院が終わって部長に連絡し、

予定通り午後から出勤する旨を伝えました。

 

 

「無事に行けるかな…」と不安を抱えながら車で会社に向かうと、私の前をちょうど事務所の人が走っていました。

 

何とも言えない気持ち〜!

 

その人は取引先の駐車場で車を降り、

私はその交差点で信号待ち、

私に気付いて手を振ってきたので会釈しました。

 

もう逃げられない感(笑)

 

 

 

会社に着き、いきなり事務所に行く勇気がなかったのでまずは別室で部長と話しました。

 

検診は問題がなかったこと、

夜寝付きが悪く抑うつ状態かもしれないこと、

今後も妊娠を望んでいること、

今までと同じ働き方は将来的に難しいこと…

 

途中から社長も同席して、今後の働き方について話しました。

 

 

私は月刊のフリーペーパーの営業兼編集の仕事をしています。

今回妊娠したことで思ったのが、打ち合わせ時に有無を言わせず出てくるコーヒーや緑茶を避けることが難しく、飲食店での打ち合わせでは撮影後に「これ食べてって〜」ということもあります。

中には打ち合わせ中に煙草を吸う人もいて、もしまた妊娠した時のことを考えると同じ状況で働くのは難しいと感じている、ということを話しました。

締め切りがあるので忙しい仕事でしたが、仕事内容は好きだったので辞める選択肢はほぼなかったです。

 

 

選択肢としては、

①原稿作成や企画構成、SNS・HP管理などの内勤

②現在の顧客対応を継続し、新規開拓はしない

主にこのどちらかで対応、むしろ希望があればできるだけ歩み寄るので遠慮なく言ってくださいと。ありがたいです( ;  ; )

 

①については、現在事務員が1人いるので難しく、かと言って仮に旦那の扶養に入れば内勤で働けますと言われても収入面で無理です。

②が私の希望に近い形でした。

 

私が精神的に完全復活するまで一時的にパート社員

 

とりあえず今週はお休みをもらうことにして、

週明けから午後出勤で少しずつ体を慣らしていき、大丈夫そうであれば週の後半からでもフルで出勤したりと臨機応変に対応していこう、ということになりました。

あとは、ご主人とお給料の最低希望額を話してみてね、と。それによって業務内容を考えていくとのことです。

 

 

 

話し終わり、パソコン仕事が2つほどあったので事務所に寄ることにしました。

事務所には事務員さんと制作2名がおり、温かくと言うか…とてもナチュラルに迎えてくれました。あとからチラッと営業社員が1人戻ってきたので、交差点で会った社員と合わせると結局全員。w

 

(ちなみにチラッと戻ってきたこの営業社員、私がお休みしている間に退職することが決まったそうで…私はこんな状態だし、部署としての今後の方向性がかなり大きく変動しそうです^^;)

 

 

慣れ親しんだ会社の人たちとは、普通にお話しできました。(何だコイツ何だコイツめっちゃ元気やんとか思われたかも…)

取引先と話すにはもう少し神経使うから、どうだろう?何だかんだ大丈夫ってオチかな〜…

 

 

事務員さんに今後の出勤について聞かれたので、さっき話した内容を伝えました。

そうすると、「他の社員のアフターフォローに回ればいいんじゃないですか?その方が編集長っぽいですよ」と言われ、確かに!と思った。(実は編集長という役職アリ。中小企業なのでこれがややこしい役職だが…。)

 

そのまま雑談したりしながら固定案件の売上一覧表を作り、結局定時までいました。

何だか普通に働けそうな気がしますが〝締切〟というプレッシャーがのしかかった時に、今のこの状態でメンタルが持ち堪えられるかどうか。

 

 

 

 

 

帰ると旦那がご飯支度をしていました。

「仕事どうだった?」と聞くので、病院のこと、仕事のことを話しました。

 

手を動かしながら話を聞く旦那に、

〝真面目な話をしてるから手を止めて聞いてくれ〜。相槌のテンポ悪いよ〜?〟なんて思ったのはここだけの話…(笑)

 

給料の最低希望額の話もしましたが

男の人はこういう話、きっとイヤですよね?プライド的に(⌒-⌒; )

 

 

 

病院も終わり、会社にも顔を出せたからか、肩の荷が降りたように心がスッキリしました。

心が軽くなったのでそろそろ水子供養にも行けそうかなと思います♪

 

 

 

【仕事の復帰①】初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録。

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〜初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録〜

 
【陽性反応】

【8w2d つわりと初診】

【9w2d 胎芽確認・心拍未確認】

【10w2d 稽留流産】

【流産後の仕事について】

【手術と自然排出、どっちがいい?】

【吸引手術①】

【吸引手術②】

【吸引手術③】

【手術後について①】

【手術後について②】

【仕事の復帰①】

【仕事の復帰②】

【最後に】

 

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当初は3週間ほどお休みをいただいて、

7月27日(月)に復帰する予定でした。

 

手術を終えてすぐつわりがなくなり、

お出かけしてリフレッシュをしたりして

仕事に復帰する心の準備を始めました。

 

悲しさがなくなったわけではないけど、

心身共に、かなり休まったと思います。

 

 

 

「月曜日から復帰して、いきなり5連勤か〜」

なんて思ったりもしたけど、

入稿直後で来月号の企画会議のタイミングでもあるし

復帰するには良いタイミングだと思った。

 

前日の夜は、なかなか寝付けませんでした。

手術後は寝付けない日が続いていましたが、

ホルモンバランスとか関係しているのかな。

 

 

旦那より30分早く起きて2人分のお弁当を作る。

旦那を見送る時に、「仕事、頑張るんだよ」と。

嬉しかった。

 

家を出て、会社へ向かう。なぜかいつもより混んでいた。

 

会社が近付くにつれ、視界が霞んだ。

何故だか涙が溢れてきた。

家では普通なのに、会社に行くことを考えると涙が止まらないのです。

 

「目元が赤いと会社で変に思われてしまう…」

そう思いましたが涙が止まらず、一旦会社の駐車場へ。

 

今日はもう出勤できないと思い、部長に電話しました。

 

「いいよいいよ。もう今週ずっと休んでいいから…」

そう言ってくれました。

 

申し訳なかった。情けなかった。

 

 

仕事を休むことになった時、3週間も休めば元気になるだろうと思った。

もっと休みたい気持ちはありましたが、どこまででも休めてしまうので…

来月号が動き出すタイミングの、3週間にしました。

 

部長は「線引きしないで落ち着くまでずっと休んでいいから」と。
事務の子は「何だかんだ長引いたりとか…あると思いますよ」と。

そう言われました。

 

追加で休みを貰うなんてないだろうと思っていたし、

そうなったら、いくら人間関係が良好な職場でも

「ほらね」という気持ちを抱く人はいると思う。

 

 

 

帰ってから社長から心配の電話が来ました。

家にいる時に考え込んだりしていないかと心配してくださいました。

 

「少ない人数の部署とは言え7人いるし、急に皆がいるところに出勤するよりも、外回りで営業社員が外出中の午後の時間帯の方が来やすいんじゃないかな。来れそうな時に来てみて、少しずつ慣らしていってもいいですよ。」

 

そう言ってくださいました。

 

私が勤めている会社は田舎の中小企業ですが、だからこそこうやって社員に寄り添った働き方を提案できるのだと思います。

かなり緩い会社なので、正直そこに苛立つ時もありましたが…その緩さがあるからこそ何事にも柔軟に対応できるのですよね…。

大企業だと色々な制度は整っていると思いますが、ここまで柔軟な対応はきっと難しいですよね。

 

 

 

家に帰ると全然普通なのに…今日のことは、私自身びっくりしました。

 

休職の関係上、部署の皆に流産の報告をした時はとても辛かったので…それが原因でしょうか。

その時のことはリアルに覚えていますが、事務所の空気感というか何というか…

私は、思ったよりも精神的なケアが必要なのでしょうか…

 

今の気持ち的には、あの環境に戻れる自信がありません。

 

恐らく、会社に行ってしまえば大丈夫なのだろうと思います。

そこに行くまでがハードルなのだろうと…

でも、ここで無理をする必要があるのかとも思います。

 

もっと辛い環境の中、頑張っている方もたくさんいると思います。

私は甘いのでしょうか。逃げているだけなのでしょうか…

 

 

 

旦那が帰ってきて、「仕事どうだった?」と聞くので今日のことを説明しました。

 

泣きながら話す私を、優しく抱きしめてくれました。

「かわいそうに…」

「でも、明日はもっと行きづらくなるよ?明日行かなかったら、明後日はもっと行きづらくなっちゃうよ?」

そう言いました。

 

私は、

「どうしてもっと優しい言葉をかけてくれないの?行きづらくなることなんてわかってるよ…!」

こう思いました。

 

 

 

 

 

旦那は、真面目な話題に触れない。

流産してしまったことも、もう悲しそうには見えない。

こんなに辛いのは私だけなのかな。

 

こんな風に思ってしまいました。

 

この日はテレビを見ていても涙が出るし、

ネットで検索していても涙が出るし、

夜寝る時も涙が出た。

 

「また、鬱々とした気持ちが戻ってきた…」

 

 

この鬱々とした気持ちは、

無事に赤ちゃんを出産できるまで続いてしまうのではないかと感じました。

子供は好きじゃなかったくせに…

妊娠がわかった時も、最初は戸惑ったくせに…

 

一度妊娠を経験したから、

母性が出てきたのでしょうか。

我ながら、本当に勝手ですね。

 

子供ができたら嬉しいけど、今までと同じ生活はできなくなる。

色々なことが制限される。

それでも、本当に心から欲しいと思っているのでしょうか。今は失くした悲しみが大きいから、それから逃れるためにそう思っているだけではないでしょうか。

 

そんなことを考えながら、眠りにつきました。

 

 

 

 

 

朝起きて、いつものようにお弁当を作り旦那を見送る。

「仕事行くのかい?無理しないでね。」

 

…旦那は優しい。

 

 

 

次の日は病院だったので、午後から出勤予定でした。

何もないとは思うけど病院の結果も気になるし、今日は最初から休んでしまえばいいのでは…と思いました。

 

そう思いながらも、会社まで行った時の体の反応が気になるのと、部長は今週休んでいいとは言っていたけど行く努力もしないで休むのもな…という私の真面目な性格(笑)でとりあえず会社に向かいました。

 

正直なところ、休むつもりだけどとりあえず…という感じでした。

だから心にゆとりがあったのか、今日は体の拒否反応はありませんでしたが憂鬱な気持ちが晴れたわけではありません。

 

「明日なら、しかも午後からなら、きっと出勤できる。」

そう確信して、その旨と併せて部長にお休みの連絡をしました。

 

 

 

帰って少しすると、

旦那から「仕事どう?」とLINEが来ていました。

 

こういうLINEを昨日期待していたので(笑)

今日はくれて嬉しかったです。

 

「休んだ、ごめん」と伝えると、

「そっか…気にしないで。最初は辛いかもしれないけど、行かないことには気持ちも楽にならないだろうから…頑張って。職場の人たちもきっと支えになってくれるよ。」

そう言ってくれました。

 

昨日あんなことを思ってしまったことを反省しました。

 

旦那だって辛いに決まってる。

でも、私を支えないといけないからいつまでも悲しんでいられないし、仕事もしないといけない。

 

流産は、男性の方が悲しみを表に出せなくて辛い場合があるそう。

旦那も心の奥に悲しみを閉まっているのかも…

 

 

 

 

【手術後について②】初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録。

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〜初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録〜

 
【陽性反応】

【8w2d つわりと初診】

【9w2d 胎芽確認・心拍未確認】

【10w2d 稽留流産】

【流産後の仕事について】

【手術と自然排出、どっちがいい?】

【吸引手術①】

【吸引手術②】

【吸引手術③】

【手術後について①】

【手術後について②】

【仕事の復帰①】

【仕事の復帰②】

【最後に】

 

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【手術後15日目(検診)】

7月29日(水)、この日は手術後2週間の検診でした。

ネットを見ると1週間の方が多かったですが、私が通っている病院は2週間でした。

 

診察室で手術後の体調を聞かれた後、内診室で超音波検査。

定期検診時と違い、手術の前処置と同じ内診室なのは何かあるのかな〜たまたまなのかな〜。

(嫌な記憶として残っているので…^^;)

 

子宮はキレイになっているとのこと。

診察室へ戻り、今後について話を聞きました。

 

 

今日がちょうど生理終わりのカウントになるので、4週間後くらいに生理が来るとのことでした。

「すぐにこんな話…2人目…って言うとアレだけど、次の妊娠は考えてる?」と聞かれました。

さすがに悪魔レベル(手術当日参照)は下がっていましたが、この言葉でちょっとぶり返しました。笑

(言おうとしていることはわかっているのだけど…!)

 

すぐにでも妊娠していいとのことでしたが、こういうことがあった後なのでまだ考えられないよね、というニュアンスでお話しされていました。

ネットで見る限りは〝○回(1回〜3回くらいで病院による)生理を見送ってください〟と書いてあることが多かったので予想外でした。

 

生理を見送ることや見送る回数は、

次の妊娠時の流産リスクが高まるといったことはないと、研究でわかっているのだそう。

ただ、流産後は妊娠しやすいとのことです。

 

 

「仕事は今月いっぱい休んでいいと思うよ」と言われましたが、2日前に復帰予定だったこと、会社の駐車場より先に進めなかったこと、家にいる時は元気なのに会社に行こうとすると精神的に辛いことを伝えました。

 

抑うつ状態かもしれないね」と、夜寝付けないのもそのせいかもしれないとのことでした。

 

「実母はご健在ですか?実家に帰ったりとか」と言われましたが、

母は再婚していて再婚相手と暮らしていると伝えると、先生は「そっか〜…」とちょっぴり頭を抱えていた(笑)

 

再婚相手との関係性は良いですが、その家で一緒に生活するのは現実的ではないですよね(^◇^;)

再婚したのは何年か前で、母からは一緒に暮らしてもいいんだよと言われていましたがそんなの無理〜!笑

(それで当時は無理やり一人暮らしを始めました)

将来、一人娘である私の世話になりたくないという理由もあり再婚しましたが、こういう場面では再婚してない方がヨカッタ…?まぁ、今回は仕事を休ませてもらえているだけでかなり気持ちは楽です。

 

 

先生は「仕事をしていた方が気持ちが晴れるかもしれない」と言いましたが、私の中では、また妊娠して無事に心拍を確認できるまではこんな感じかな〜と、今はそう思っています。

もちろん「心拍を確認する」のは第1ステップで、無事に出産するまでは安心できませんが…

今回このような結果となってしまった私には、まずはそれが第1でした。

 

そして、この日に手術費用も支払いました。

合計31,334円(文書料4,000円+郵送料244円)でした。

※文書料とは、保険の手当てを申請する際に必要な診断書の申請料。

ちなみに仕事から帰ると届いていました。病院で受け取れなかったのかしら。笑

 

数日前に届いていた「入院セット(タオルや病院着)」の利用料(401円)は、コンビニ等でしか払えないとのことでしたので、帰りにコンビニで支払いました。

 

 

 

 

 

これでひとまず通院は終わり。

生理を待たなくても妊娠していいと言われましたが、あんまり早く妊娠してまた病院にかかるのも何だか気まずいですよね。笑

それで無事出産できればいいですが…

〝また流産してしまったら…〟と思うと不安でたまらないです。

(こういう思考は良くないとは思いますが考えてしまいます)

 

とりあえず1度生理を見送り、その後は流れに身を任せようと思います^^

 

 

 

【手術後について①】初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録。

 

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〜初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録〜

 
【陽性反応】

【8w2d つわりと初診】

【9w2d 胎芽確認・心拍未確認】

【10w2d 稽留流産】

【流産後の仕事について】

【手術と自然排出、どっちがいい?】

【吸引手術①】

【吸引手術②】

【吸引手術③】

【手術後について①】

【手術後について②】

【仕事の復帰①】

【仕事の復帰②】

【最後に】

 

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【手術後1日目】

今まであった寝起きの具合の悪さは全くありませんでした。トイレに行くと、おりものと混ざった血が少量。

 


ご飯を食べても気持ち悪くならないことに、嬉しいやら切ないやら。

ただ、つわりで食事量が減ったせいで胃が小さくなったのか食べられる量はまだ戻っておらず、ご飯はお茶碗半分ほどでお腹いっぱいになりました。

 


出血量は、午前中に終わりかけの生理くらいの量、その後はほぼ出血なしでした。

他の方のブログでは結構出血があったと目にしていたので、こんなにも個人差があるのかと思いました。

 


時々、下腹部が張る感じと膣がチクチク痛みました。

(手術の前処置の時の痛みを軽くしたような感じ)

 


この日は家でゆっくり過ごしました。この経験を忘れないうちにと思い、すぐにブログに書き起こしました。

 


夕方になり、夕食準備を開始。

仕事を休んで10日ほどですが、ほとんど体調が悪かったので夕食を作って旦那の帰りを待てたのはたった1日。この日は久しぶりの夕食準備でした。

 


一つ一つ、できることに喜びを感じながら、それは赤ちゃんがいなくなってしまったことを実感させるようで悲しくもあり、複雑な気持ちでした。

 


旦那が帰ってきて体調が良いことを伝えると、「良かった」と。

複雑な気持ちでもあることを伝えると、「一度は妊娠できたんだから、体が回復したらまた挑戦すれば良いよ。○○がつわりが辛いだろうから、無理はしなくていいけど…」と言うので、子供を授かることに積極的でいてくれる姿勢がとても嬉しかったです。

「来年、フェス行けなくていいの?」と言うと、「できたらできたで、いいでしょ♪」と。

(今年はコロナでフェスがなくなってしまったので、来年行こうねと話していました。)

 


子供は好きではないけど甥っ子はかわいいらしく、自分たちの子供はもっとかわいいんだろうと期待に胸を躍らせている感じが垣間見えて、胸がいっぱいになりました。

 

私が妊娠してから、旦那が前より甥っ子ちゃんと遊んでいるように見えるので…何となく、心境の変化なのかな?と。

自分の口からは絶対言わないので(笑)、勝手にそう思っています。

 

 


つい先日、旦那の実家で旦那が1歳くらいの頃のビデオを見ました。今となっては、手術前に見るのは何だか複雑な感じがするような(笑)

でも、とっても可愛くて、「男の子だったらこんな子が産まれてくるのかな〜」なんて想像をしました。そう思うと、ちょっぴり辛くもありました。

 

 

 

この日は夜になると下腹部が張るような痛みが突発的に来て

寝付くまで時間がかかりました。

寝れないとどうしても考えてしまって、涙が出てきた。

 

 


【手術後2日目】

この日も少量の出血がありました。でも、想像より全然少ないです。

 

 


【手術後3日目】

キャンプに行きました。

自然の中でリフレッシュ、この日はデジタルデトックスをしようとスマホに触らないようにしていたのに、夜寝れなくて「流産後 心のケア」で検索魔に。

旦那の腕の中で涙を流した(旦那は知らない)。

朝方トイレに目が覚めて、また泣いた。

 

 


【手術後4日目】

旦那が今朝のことを聞いてきました。ここ数日寝れなくて色々考えてしまうと言ったら、切ない顔をしていた。

旦那はこういう話題に積極的に触れてこないけど、旦那だって当たり前に悲しいんだよね。

 

 

チェックアウトして、水を汲みに近くの滝へ。

「安産・子孫繁栄」にご利益があるらしい。…もっと早くに来れば良かった?なんて思ってしまった。


朝はキャンプ場のカフェがやっておらず、朝昼兼用ご飯になってしまって昼に薬を飲んだ。

その後の帰り道で、チクチクと不定期に腹痛が。薬飲むのが遅かったから?キャンプ行ったから?

帰ってからは、貧血気味で立っているのが辛かった。


出血は少量で、終わりかけの生理より茶色かった。

時々、頭が重たい感じがしました。

 

 


【手術後5日目】

頭が重くて目覚めた。気付いたらなくなっており、この日は夕方から旦那の実家でBBQ。

義母に体調を聞かれた。気持ち的にはだいぶ落ち着いていたので、手術をした時のことも話せた。


実はこの日、仕事の取引先のお寺で合同水子供養があった。

タイミング的にはバッチリだったから行きたかったのだけど、それを知った時はまだ気持ちが落ち着いていなくて、供養を乗り越えられるかわからず申し込みはしなかった。

 

そんなに急がなくてもいいのかもしれないけど、でも、何となく先延ばしにするのもなぁと思っていたし、思ったより落ち着いていたから天気の良いこの日に行けば良かったかなーなんて。

 


できれば仕事をお休みしている間に行きたかった。

でもまぁ、もう少し気持ちに余裕ができてからでもいいよね?その時また、この日と同じく晴れたらいいな。

 


出血は茶おりのようなものがほんの少し。

 

 


【手術後6日目】

この日も頭が重くて目が覚めました。

夕方になるにつれ、どんどんいつもの頭痛の感じに…

 

病院から処方された薬はもう飲んでいないし

鎮痛剤を飲んでも問題はなかったとは思うのですが、

何となく飲む気になれず。


夜まで頭痛が続きました。

 

出血は昨日と同じくらい。

 

 


【手術後7日目】

頭の重さというか、昨日の頭痛の名残?が若干。

日中は子宮?子宮口?の突発的な痛みが不定期にありました。「いてて」と声が出るくらいの痛みでした。

これまで特に不調がなかったので不安になり調べるも、手術後すぐのことしか出てこない…。

そして、血が出ている感覚があったのでトイレに行くも、おりもの。座る瞬間と立ち上がる瞬間に痛むことが多かったです。

 

妊娠がわかってからだったと思うのですが、

右乳首が痒くて見てみるとカサカサしていました。

この日も痒くて見てみると

カサカサしていて少し皮が剥けていたのですが、

なんと、母乳らしき白濁した分泌液が…

 

摘むと、じわぁ〜と滲むように出てきました。

左も確認しましたが、こちらは少しだけ。

 

調べてみると、流産で赤ちゃんが体外へ出たとしても、体はそれを出産したと勘違いするそうでそれで母乳が出るのだとか…

 

「搾るとどんどん出るようになるから搾ってはいけません」

と書いてありましたが、しばらくは気になって搾ってしまった。

 

 

自分の母乳を見るなんて不思議でしたが、

「体が出産したと勘違いしている」というのがまた複雑…。

 

 

 

【手術後8日目】

昨日以降出血が止まり、おりもののみになりました。

時々頭が重たい感じがするのですが、

元々偏頭痛持ちなのでそれなのか何なのか…

 

あとは、イスに座る時の子宮の痛みが

たま〜にあるくらいであとは特に問題なしです。

 

 

 

【吸引手術③】初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録。

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〜初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録〜

 
【陽性反応】

【8w2d つわりと初診】

【9w2d 胎芽確認・心拍未確認】

【10w2d 稽留流産】

【流産後の仕事について】

【手術と自然排出、どっちがいい?】

【吸引手術①】

【吸引手術②】

【吸引手術③】

【手術後について①】

【手術後について②】

【仕事の復帰①】

【仕事の復帰②】

【最後に】

 

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【13:00】病室到着

麻酔が切れるまで?横になっていました。1時間毎に助産師さんが様子を見に来ました。

「お手洗い大丈夫ですか?血が出てる感覚とかありませんか?」と聞かれるも、どちらも大丈夫でした。

(不安になって一瞬パンツを覗きましたw血は付いていなかった。)

 


【15:00】お手洗い

「お手洗い行ってみましょうか!出なくても大丈夫なので。」そう言われ、助産師さんとトイレに行くことに。

立ち上がった時に、少し血が出た感覚がありました。

トイレでパンツを脱ぐと、どうやら手術後紐パン←を履かせてもらった時にずれていたらしく、ナプキンは無事なのにパンツが血まみれヽ(;▽;)ノ


どうしようと思っていたら助産師さんが戻ってきて、

「○○さん、どうですかー?」と声が。


ショーツに血がついていることを伝え、

ナプキンと替えのパンツが入ったポーチを持ってきてもらいました。

念の為替えのパンツを持ってきて良かった…

持ち物に書いておいてくれればいいのに(`へ´)

 

 

 

点滴も終わりふらつきもなかったので、このまま内診して問題なければ退院することに。

内診室で先生に子宮の中を診てもらい(いつもの器具だと思うのですが、入れる時ちょっと痛かった…術後だから?)、「血の塊が残っているので、そのうちそれが出てくると思います。二週間後に術後の経過観察をしましょう。」とのことで、その場で予約を入れて終了。

ブログや病院のホームページをいくつも見ましたが、ほとんど1週間なのにこの病院は2週間。何でだろ?

 


ほんと、先生は優しいのですが、まだどうしても悪魔に見えてしまう…

 

 

 

【15:30】退院

病室に戻り、着替え終わってから助産師さんから説明を受けました。

(点滴の針が刺さったままだったから着替えづらかった…)

二週間後の検診まで入浴は避けること、夫婦生活は控えること、38度以上の発熱がある場合は連絡することなど。

薬は、パルタンM錠を5日分処方されました。朝夕の食後に2錠ずつ。抗生物質などは出ませんでした。

 


待合室まで旦那に迎えに来てもらい、退院。

日帰り入院だったため精算は後日になるそうで、この日は支払いもなく病院を後にしました。

 


旦那に「何食べたい?」と聞かれ、色々な方のブログを見ていた時、何故だかハンバーガーを食べたと言う記事を複数見かけ…

すっかりその頭だったので、食べたいかはわからなかったけど(笑)ハンバーガー一択でしたw


スーパーで大好物の桃を買い、併設されているモスバーガーハンバーガーとポテトを買って帰宅。

 


一応、母と義母にも手術が無事終わったことを連絡しました。

母からは「ドアノブにフルーツかけといたよ。返信不要。」と連絡をもらっていましたが、いざ見てみると一緒にひまわりが入っていたので嬉しくて連絡しました。

「ひまわり見て、元気になってね。」と。人生であまりお花を貰ったことがないので、本当に嬉しかった。

(旦那はお花をくれるタイプではないけど、いつかくれると信じている←)

 

 

 

録画したバラエティを見ながら食べました。

 


食後に処方された薬を飲み、ちょっとお腹が張る感じと胃痛があったので空っぽの胃にハンバーガーが重かったのか(一応先にヨーグルト食べたけど)、この日初の食事だったからかとか色々考えましたが、ふと「薬の副作用かな?」と思い調べました。

 

腹痛はやっぱり副作用のようでしたが、それよりも「子宮収縮の際に用いる」とか「流産手術」「妊婦には使用しない」などのワードが並んでいるのを見て心が少し痛みました。


でも不思議と、手術前より心は晴れやかでした。

変な言い方に聞こえるかもしれませんが、悲しい気持ちも手術で一緒に掻き出されたような…

 


こうして、長かったような短かったような1日が終わりました。

私も疲れましたが、付き添ってくれた旦那も疲れたと思います。旦那はあまり口数が多くはないし、こういう話題に積極的に触れるような感じではないですが、この日は本当に心配だったようです。笑

 

 

 

 

 

疲れていたし夜はすぐ眠れるかなと思いきや、意外にも寝れず。暗闇の中、心にぽっかりと穴が空いたような気分でした。

寝ている旦那の横で、涙を流しながら寝ました。

 

 

 

【吸引手術②】初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録。

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〜初めての妊娠、流産。アラサー主婦の記録〜

 
【陽性反応】

【8w2d つわりと初診】

【9w2d 胎芽確認・心拍未確認】

【10w2d 稽留流産】

【流産後の仕事について】

【手術と自然排出、どっちがいい?】

【吸引手術①】

【吸引手術②】

【吸引手術③】

【手術後について①】

【手術後について②】

【仕事の復帰①】

【仕事の復帰②】

【最後に】

 

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11:45頃に看護師さんが来て、

「12:10までにお手洗い済ませておいてください」とのこと。


お手洗いを済ませた後、クラークで忘れないうちに生命保険に必要な診断書の申請をしておきました。

申請料は4,400円だそう…結構するね…

(保険手当を受け取ったら改めて記事にしようと思います)

 


手術中は待合室にいないといけないらしく旦那がいたので、少しだけ話しました。あと、貴重品ロッカーの鍵を渡しました。

 

 

【12:10】手術室へ移動

看護師さんが迎えに来て一緒に手術室へ。

待合室の前を通り、旦那に「頑張ってね」と言われました。笑顔で行くのも変な感じがして、頷くことしかできなかった。

 


手術室までの道のり、看護師さんの後をついて歩いていると「今週末さくらんぼ狩りに行く予定なんですけど、天気悪いみたいなんですよね〜」と。他愛もない話をしていると、少し緊張が解れました。

 

 

 

 


「手術室」と上に書かれたドアは、存在感がすごかったです。

ドアが開くと広い廊下、モニターや器材がたくさん置かれていました。

 


看護師さんが「○○さんです。よろしくお願いします。」

と言うと、手術着に身を包んだ看護師さんに引き継がれました。

2人の看護師さんが担当してくださいましたが、

どちらもお若い…若いのにすごい…と、こんな時でも感心。

帽子を被せられ、サンダルに履き替えました。

 


廊下の先にある手術室に通されると、煌々と光る空間と器材に、なんとも言えない気持ちになりました。

クラシック音楽が流れている」とブログで見かけたけど、本当に流れていた…

よくドラマや映画のグロいシーンでクラシック音楽使われたりするじゃないですか、だから何だか気持ち悪かったです。全然落ち着かない。

 


手術台は、ただのベッドでした。

「手術台には自分で乗らないといけない」という記事を見て怖いイメージを持っていましたが、ただのベッドだったので大丈夫でした。

 


仰向けになると視界に入る、あの手術ライト。

怖いのであまり見ないようにしました。

 


「○○付けますね〜」「胸開きますね〜」

テキパキと動く看護師さん。

手足に器具を装着され、心電図用のパットを付けられ、

足を開かれ、ショーツを脱がされ、

 


私、手術後に看護師さんにショーツを履されることを想定して「履かせやすい緩めのものを…」と思った結果、紐パン履いてたんですよね(ナプキンは付けていた)。

そしたら、脱がされる時にシュルっと紐を解かれ、こんな時だけど「あ、紐を解くのね…」と心の中で思ってしまいました(何でこいつ紐パン履いてんだとか思われたかな)。

 

 

 

それで、ドラマとかでよく見る、顔の前に仕切りのようなものを立てられた時、

「あ、いよいよ始まるんだ。本当にもう戻れないんだ。」と思うと、怖さや悲しさ、辛さが込み上げてきて涙が溢れてしまいました。

看護師さんが「大丈夫ですよー」と涙を拭いてくれました。

 


執刀医(いつもの先生)が到着して、「○○さん、よろしくお願いします。」と声をかけられました。

 


先生が看護師さんに「○○1cc入れて」と言うと点滴の管から投与され、「これが麻酔なのかな」と思っていると次第に意識が遠のく感じがしました。

眠くなるのとはまた違う、後ろに引っ張られているような、遠くに行く不思議な感覚でした。

 


でも、完全に意識がなくなる感じではなく…

そうしているうちに先生が「○○2cc」と指示して、点滴の管に投与されました。

 


意識感覚の変化を待っていましたが、

「○○さん、終わりましたからね」と先生。

 


手術自体は10分ほどでしょうか。

痛みなどは全くなく、あっという間に終わりました。

 


器具などを全て取り(この時に紐パンwを履かせてもらっていると思いますが、そこだけ綺麗に記憶がない。笑)、横の移動ベッドに体をずらすよう言われました。

 


痛みなどはなかったですが、動くのが怖かったのでずりずりとゆっくり体を移動させました。

看護師さんに「うん、上手上手!」と言われました。

そして、ティッシュを数枚握らされました。

 


そのままベッドで病室まで移動、待合室にいた旦那の前で止まり、「無事終わりましたからねー」と看護師さん。

 


やや心配そうに「お疲れ様」と言う旦那。

頭を撫でてくれるのと同時に涙が溢れてしまい、握っていたティッシュで顔を覆いました。